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ビジネスでよく使う動詞「get」!その用法をご紹介!

2025/02/25

ビジネスでよく使う動詞「get」!その用法をご紹介!

皆さんが「get」と聞いて思いつくのは「手に入れる」という意味ではないでしょうか。「get」という単語を辞書で引いてみると、ほかにも様々な意味が書かれています。

今回は日本語から訳そうとするとなかなか「get」は出てこないけれど、慣れると使い方も様々で便利な「get」の使い方について紹介します。

①「詳細を手に入れるという意味の「get」

「手に入れる」という意味はみなさんが容易に思い浮かぶと思いますが、具体的にはビジネスの場面でどのように使えるのでしょうか。

・get access(アクセスする)

・get feedback(フィードバックをもらう)

・get data(データをもらう)

など、目に見えないものの詳細を手に入れたい、知りたい場合によく使うことができます。

②主語がわからない場合にも使える「get」

「このバグを直す」を英語に訳すと「fix this bug」です。例えば「このバグを直す必要があります。」を英語に訳すと

「I need to fix this bug.」(私はこのバグを直す必要があります。)

と訳す人がいるかもしれません。でも実際にはあなたはバグを見つけただけで、誰かにこのバグを直してほしい場合もあるのではないでしょうか。そのような場合は「get」を使って、

「I need to get this bug fixed.」(誰かにこのバグを直してもらう必要があります。)

と表現することができます。ITの現場では「誰に直してもらうかは不明」という場合も多いと思います。そんなときにすぐさま「get」が使えると非常に良いですね。

「~になる」という意味の「get」

「get+形容詞」には「~のような状態になる」という意味があります。後ろに形容詞を置くので、文法的にはbe動詞のような使い方をしますが、be動詞との違いは、「状態の変化」「ある状態になり始めること」を表すことです。

例えば

「I’m hungry so let’s get something to eat.」 (お腹が空いているので何か食べ物を買いに行きましょう)

「I’m getting hungry so let’s get something to eat.」 (お腹が空いてきたから何か食べ物を買いに行きましょう)

という2つの文章があります。

「get+形容詞」を使った文章は、「さっきまではお腹が空いていなかったが、お腹が空き始めている」ことを表します。

その他にも「get+形容詞」でよく使われるのは

「get close」(近くなる)

「get better」(よくなる)

「get completed」(完成する)

などです。頭の中で「~のような状態になる・する」というのをイメージして、ぜひ自分の会話に「get+形容詞」を取り入れてみてください。

いかがでしょうか。②と③の用法に関しては使えるようになるまで少し練習が必要だと思います。慣れて使えるようになればとっても役に立つ用法なので、ご自身で頭の中で使うシーンをイメージしながら、ぜひ練習してみてください。