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2025/09/03
「覚えたのに出てこない」をなくすトレーニング
「この単語、絶対覚えたはずなのに…いざ会話になると出てこない!」
英語学習を続けていると、そんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
単語テストや単語帳ではスラスラ思い出せるのに、会話の中では頭が真っ白になる。これは学習者あるあるの代表格です。
なぜこんなことが起きるのかというと、理由はシンプル。「知っている」と 「使える」の間に大きなギャップがあるからです。
覚えただけでは「受け身の知識」にとどまり、実際に口からスムーズに出すには「使える知識」に変換するためのトレーニングが必要になります。
そのカギになるのが反復練習。
今回は「覚えたのに出てこない」をなくすために、誰でも実践できる反復トレーニング法をご紹介します。
定着させるための2つのポイント
1.学んだ単語やフレーズを実際に使ってみる
せっかく覚えた単語でも実際に使えなければ意味がありません。オンライン英会話やネイティブとの会話中に実際に覚えた表現を使うことで定着していきます。
おすすめなのが予め一つ単語などを決めておいて、会話中に必ず使うというやり方です。
新しく覚えた単語、フレーズ、文法などなんでも良いので実際の会話で使ってみましょう。
相手にうまく伝わると「実際に使えた!」という成功体験も積めるのでより記憶に残りやすいです。
2.反復練習ができるスケジュールを組む
「どんどん新しい単語に進みたい!」という気持ちは自然ですが、ただ前に進むだけでは知識が積み重ならずに抜け落ちてしまいます。大切なのは、復習を計画的に組み込むことです。
例えば:
- 1日目:新しい単語を学ぶ
- 2日目:前日に学んだ単語を復習
- 4日目:さらに復習
- 1週間後:まとめて復習
このように時間を空けて繰り返すことで、短期記憶から長期記憶へと移行しやすくなります。
新しい語彙を増やすスピードが遅くなるのではと心配になるかもしれませんが、着実に使える単語を増やしていきましょう。
「覚えたのに出てこない」という悩みは、多くの英語学習者が通る道です。
- 学んだ表現は必ず実際に使ってみる
- 復習をスケジュールに組み込み、繰り返し定着させる
今回ご紹介したこの2つを徹底するだけでも、英語の“出てこない”はぐっと減ります。
今日からさっそく覚えたフレーズを実際の会話で使ってみる意識を心掛けてみてください。